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漢方薬の基本的な考え方は、人がもっている 病気を治す力を高めることです。病気を直接治すというより、体質や体のバランスを良くし自然の治癒力を引き出すものです。
その人の体質に合わせて服用すべきで、病名や年齢が同じでも別の方に合うとは限りませんし、逆に症状が悪化する場合もあります。
  漢方薬といえども医薬品です。服用にあたっては専門医の指示を仰ぐようにしましょう。
 
■ニキビで使用される漢方薬

●清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
上半身、ことに顔の熱や炎症をさます作用が期待できます。顔色のよい元気な若い人で、きれいな赤色のニキビが多いときに用いられる場合が多い。

 

排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)
赤みや腫れを伴った皮膚の化膿症、瘍(よう)、面疔(めんちょう)などに使います。

●当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
色白で冷え症、やせ型で体力のあまりない人に向く処方です。具体的には、体の疲れ、冷え性、貧血症状、生理不順、生理痛、生理前後の不快症状、不妊症、むくみ、頭痛、めまい、肩こり、更年期障害などに広く適応します。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
生理不順や生理痛、頭痛、めまい、肩こり、のぼせ、足の冷えなどに適応します。また、そのような諸症状をともなう更年期障害にも適します。そのほか、子宮内膜症や筋腫、ニキビやシミ、しもやけ、痔、打ち身、肝臓病などにも用いられます。 ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。

●当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ
血行をよくして、体をあたためる作用があります。また、冷えによる痛みをやわらげます。

●十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
皮膚の赤みやカユミを発散し、腫れや化膿をおさえます。また、そのようになりやすい体質を改善します。

 
■漢方薬の正しい飲み方

●水と一緒に飲みましょう

薬を水なしでのむと、溶けるのに時間がかかり、薬の効果が表れるのが遅くなります。薬を早く溶かして、効果を出すためにも、ぜひ、水とともにのんでください。

●溶かしてのむと、さらに吸収されやすくなります。
漢方エキス製剤は生薬を煎じてできた液を濃縮し、乾燥させたものですので、白湯に溶かすことで、本来の形に近くなります。コップ一杯の白湯に溶かして、味や香りを十分に楽しみながら、のんでみてください。それが刺激となって、薬の効果を高めることもあります。

 
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